Interview
製造課 竹部さん
ー 現在の仕事内容を教えてください。
当社では金型の製造を行っており、私は製造課のマシンオペレータとして、型彫り放電加工機とワイヤー放電加工機を担当しています。
型彫り放電加工機はグラファイトや銅の電極から放電し、加工物を溶かして加工する為、複雑な形状でも対応出来ます。
そのため、金型の中でも大切な製品武神の加工をする事が多いです。
ワイヤー放電加工機は、ワイヤー電極線を上から下にピンと張った状態で巻き取りながら放電する加工です。上から下に貫通していないと加工出来ませんが、型彫り放電加工機では出来ない切断加工が出来ます。
この2種類の機械を使って、様々な金型の部品を作っています。
ー 仕事でこころがけていることを教えてください。
放電加工機は製造課内でも最後の工程になる事が多く、ここでミスとして作り直しを出してしまうと最初からやり直しとなってしまう為、影響が大きいです。
そのため、丁寧な仕事を心がけています。
注意しなければならない所は多くありますが、特に気を使っているのは電極の精度です。
ワイヤー放電加工機の場合、電極線の精度出しは毎回行う必要はありませんが、型彫りの場合毎回電極を交換するのでその度に精度を出す必要があります。
大きい電極を扱う際は反っている物が多く、難しく時間も掛かってしまいますが、仕上がりの良し悪しに直結するので、丁寧にする事を心がけています。
ー 入社を検討されている方へメッセージをお願いします。
私は前職では電気工事士をしていました。
退職後、職業訓練で金属加工についてある程度は学んでいましたが、異業種からの転職ということで仕事を教えて貰えるか、人間関係や待遇面の不安等多くありました。
しかし、入社してみると先輩や上司は優しく教えてくれたり、「ここを乗り切れば楽になるから頑張れ」と励まして貰えたりと入社前に抱いていた不安は無くなっていました。
もちろん仕事をする上で辛いこと、苦しいことはありますが、私や他の社員と一緒に頑張ってみませんか!