Interview

設計課 水野さん

ー 入社のキッカケや入社を決めた理由を教えてください

クラブ活動前にたまたま参加した学内の就職ガイダンスに当時の社長が来ていて、熱心に会社訪問を勧められました。
就職を希望していた業種は製造業でしたが、「金型」というものについての知識は皆無でしたので、どのような仕事をしているのか興味を惹かれました。
そこで後日会社訪問をしましたが、正直に言うとそこでは金型について十分に理解することは出来ませんでした。
ただ、最初はただの四角い鉄がどんどん削られて部品になっていく様子に非常に好奇心がかき立てられ、さらに最終工程ではそれらの部品がきっちり組み上げられていくことに爽快感を感じました。
最初は全く知らなかった仕事ですが、縁があって訪問した会社で自分に合った仕事が見つかった気がして入社を希望することにしました。

ー 現在の仕事内容を教えてください。

金型設計を担当しています。
設計の業務は、お客様から欲しい製品の図面(またはモデル)をいただいて、その製品をつくるためにはどのような形の金型にすればよいかを考えて、図面に書き起こします。
当社で製作する金型は多いときには500種類の部品で構成されることもあり、そのおよそ半分は図面が必要です。
どの図面もミスがあると後工程に迷惑がかかるため、ミスが許されないというプレッシャーは推して知るべしといったところでしょうか。
反対に何事もなく金型が完成したときは、ドーパミンがどばどば出てきます。
また、設計の前段階では、お客様のニーズに対して解決策を提案する力が必要になります。
自動車業界は100年に一度の変革期と言われており、金型業界もその影響を受け、求められる仕様も変化してきています。
金型技術もそれに対応するべく変化していますので、日々勉強しお客様のニーズにお応えできるよう準備しています。